こんにちは。
今回検証する料理は「回鍋肉(ホイコウロウ)」です。
さまざまなレシピ、作り方の情報をもとに調べ上げた、美味しい回鍋肉を作る3つのコツとは、
① 豚肉、野菜を下ゆでする
② 豆板醤をしっかりと炒める
③ 必ずテンメンジャンを使う
①の理由は、豚肉を下ゆですることで余分な油を落とすためと、野菜を下ゆですることでシャキシャキの炒め物にするためです。野菜を下ゆでする効果は、【検証】シャキシャキの野菜炒めを家庭でも作れるか?!で検証済みです。
②の理由は、豆板醤は炒めることで旨みと香りが引き立つため。麻婆豆腐など中華料理の基本なので、これは必ず守りましょう。
③の理由は、テンメンジャンという甘味噌の旨みこそ回鍋肉の美味しさそのものだから。テンメンジャンを使わないで味噌と砂糖で代用しているレシピも多くありましたが、やはりここは外せないところ。テンメンジャンは回鍋肉の生命線だと思います。
●では、これらをふまえて作ってみましょう!
《材 料》
豚バラ肉、キャベツ、ピーマン、長ねぎ、にんにく、生姜、豆板醤、●醤油、●テンメンジャン、●酒、●鶏がらスープの素、●片栗粉
《作り方》
1.にんにくと生姜はみじん切りに、他の野菜は刻んでおく。
2.●を合わせてタレを作る。
3.沸騰したお湯で豚肉をさっとゆでる。ほんのりピンク色の状態で、ゆで過ぎないように。
4.次に野菜をさっと15秒ゆでて、ざるでしっかりと水気をきる。
5.フライパンに油を入れ、にんにく、生姜のみじん切り、豆板醤を少々入れて弱火で炒め、旨みを引き出す。そのあと、豚肉と野菜を加えてさっと炒め、タレを絡ませて仕上げる。
さて、完成しました。出来はいかに?!
野菜はシャキシャキ、とてもジューシーな回鍋肉です!
甘辛いタレが豚肉に、キャベツに絡んで箸が止まらない。にんにくと生姜の強いパンチが効いている。そこへテンメンジャンの旨みと甘さ。
やっぱり回鍋肉の味はテンメンジャンが一番主張しています。テンメンジャンの甘味が料理全体を包みこんでいます。
このままでも本当に旨いんだけど、欲を言えば調味料に酢を少し入れると良かった。酸味が少しあれば、なお美味しくなったと思います。濃い味に少しだれて来る舌を引き締めることが出来るはず。
◎まとめ
美味しい回鍋肉を作る3つのコツは、
① 豚肉、野菜を下ゆでする
② 豆板醤をしっかりと炒める
③ 必ずテンメンジャンを使う
スポンサーリンク