こんにちは。
今回検証する料理は、青森県のご当地料理「八戸せんべい汁」です。
B‐1グランプリで全国的にも有名になった料理ですね。
さまざまなレシピ、作り方の情報をもとに調べ上げた、美味しい八戸せんべい汁を作る3つのコツは、
① 出汁は昆布とかつお節で取る
② 具材を油で炒める
③ せんべいは仕上げにさっと煮る
《理 由》
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① 出汁は昆布とかつお節で取る
八戸せんべい汁は醤油仕立てのシンプルな汁物なので、出汁は昆布とかつお節でしっかりと取ることで、味に差が出る。
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② 具材を油で炒める
具材を油で炒めてから出汁で煮込むことで、味にコクが出る。豚汁と同じ調理法です。
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③ せんべいは仕上げにさっと煮る
せんべいは煮込みすぎると食感を損ねてしまう。具材に火が通ってから、せんべいを最後にさっと煮込むことで、アルデンテの美味しい状態になる。
●それでは、3つのコツで実際に作ってみましょう!
《材 料》 2人分
せんべい汁用の南部煎餅 4枚
かつお節 適宜
昆布 適宜
鶏もも肉 100g
人参 適宜
大根 適宜
ごぼう 10cm
しめじ 適宜
長ねぎ 適宜
醤油 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ3
出汁 600cc
《作り方》
今回使うせんべい汁用の南部煎餅。スーパーで手に入ります。
1.鍋で昆布を水に30分ほど漬けてから火にかける。沸騰する前に火を弱めて、かつお節を加えて極弱火で5分ほど煮出す。
2.ざるにキッチンペーパーを敷いて、だしを濾す。
3.だしのできあがり。
4.人参と大根をいちょう切りに、ごぼうはささがきに、しめじは石づきを切り落としてほぐす。
5.鍋に油を熱して、刻んだ鶏肉、人参、大根を炒める。油が回ったらごぼうを加えてさっと炒める。
6.出汁、醤油、酒、みりんを加えて煮立たせてアクを取り、しめじを加えて10分ほど煮込む。
7.具材に火が通ったら、割ったせんべいを加えてさっと煮て、仕上げに刻んだ長ねぎ加える。
お好みで七味をふりかけていただきます。
さて、お味のほどは!?
これは面白い味!初めての食感!
煮込んだ南部せんべいが、ふにゅっとした食感でとても美味しい。
何だろう? ひっつみとも違う、独特の食感。表面がつるっとして、中はもちもち。
これはグランプリを獲るのが分かるな。癖になる美味しさ。このせんべいをストックしておけば、いつでも作れる手軽さもいいですね!
せんべいを煮込む時間は、市販品の種類によって多少違うようです。表記の時間を確認するといいですね。
◎まとめ
美味しい八戸せんべい汁を作る3つのコツは、
① 出汁は昆布とかつお節で取る
② 具材を油で炒める
③ せんべいは仕上げにさっと煮る
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