ハーブソルトの爽やかな香りがチャーハンを包み込みます。
かぼちゃの甘み、レタスのシャキッとした食感が、炒めたご飯と混ざり合うと、思わず笑みがこぼれてしまう美味しさ。
〇炒飯大全その5 かぼちゃのハーブソルトチャーハン
ハーブソルトは、スーパーでさまざまなものが手に入るようになりました。肉や野菜にかけるだけで、簡単に洋風のおいしい料理が作れます。
今回は、岩塩とドライハーブを合わせて、ハーブソルトを自分で作るレシピです。好みの配分で作れるので、おいしさの幅が広がります。
かぼちゃをチャーハンの具材に使うと、同じく炭水化物であるご飯との組み合わせがとてもいい味になります。
栗ご飯、さつま芋ご飯などと同じ系統の味です。
〇材料と作り方
《材 料》 1人分
ご飯 200g
卵 1個
かぼちゃ 80g
レタス 40g
ベーコン 20g
長ねぎ 10cm
白ワイン 大さじ1
岩塩 適量
ガーリックパウダー 適量
ドライバジル 適量
ドライオレガノ 適量
ブラックペッパー 適量
ドライパセリ 適量
顆粒コンソメ 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1弱
バター 5g
《作り方》
1.チャーハンは必ず始めに全ての材料を準備する。
2.岩塩、ガーリックパウダー、ブラックペッパー、ドライバジル、オレガノ、タイムを合わせてハーブソルトを作る。
3.長ねぎはみじん切りに、レタスはざく切りに、かぼちゃは皮を切り落として1cm角に切り分ける。
4.耐熱容器にかぼちゃと白ワインを入れてラップをして、電子レンジで3分ほど加熱して、かぼちゃがやわらかくなったら、ハーブソルト少々をまぶしておく。
5.卵はボールで溶く。ご飯はよくほぐしておく。炊き立てのご飯を使う場合は、ほぐしてから10分ほどおいて水分を飛ばす。冷やご飯を使う場合は、電子レンジで温めてからほぐす。
6.熱した中華鍋にオリーブオイルを加えて、刻んだベーコンをさっと炒める。
7.溶き卵を加えたら、すかさずご飯を入れて、卵液で米粒をコーティングするようにして炒めていく。
8.ご飯がパラパラになったら、長ねぎ、レタス、かぼちゃを加えてさっと炒めて、顆粒コンソメ、ハーブソルトで味付けする。
9.仕上げにバターを加えて、全体にさっとまぜ合わせる。
10.器に盛りつけて、ドライパセリをふる。
さあ、爽やかな洋風のチャーハンをお楽しみ下さい!
〇レシピのポイント
1.ハーブソルトは好みの素材で作るといいですが、岩塩、ブラックペッパー、ガーリックパウダーをベースにすると美味しくなります。
2.レタスは火を通しすぎると縮んでしまい、食感が悪くなるので、さっと炒めて下さい。
3.パラパラなチャーハンを作るコツは、米粒を卵液でコーティングさせて炒めることです。
〇使用した調理器具、調味料
中華鍋ならこれ!
〇炒飯コラム
炭水化物を2種類合わせる、いわゆるダブル炭水化物という組み合わせの料理は、とても魅力的です。
焼きそばパン、ナポリタンドック、ラーメンライス..
なんだろう?わんぱくでやんちゃな味がする、たまらない美味しさ。
大阪では、お好み焼きとご飯を合わせて食べるのが普通だといいます。僕は食べたことがありませんが、たぶんダブル炭水化物の王道の味なのでしょう。
チャーハンでも、この組み合わせをどんどん増やしていこうと思っています。栗、さつま芋、じゃが芋など、さまざまなレシピが生まれそうです。
皆さんが驚くような組み合わせも、密かに考えています!